T4DH : ホースの温度が高すぎる。

リアクタのホース全体の長さは、ホース内の単一ポイント（特にFTSの先端）で測定された温度に基づいて、1つのユニットとして加熱されています。Gracoでは、FTSをガンの近くに配置することを推奨しています。理想的には手元ホースの直前に配置しますが、ガンから60フィート以内に配置して、リアクタホースの熱が予測可能な方法で動作できるようにします。  

ホースの大部分が配置されている環境に基づいて（車内/車外の場所、日よけ、雪、風、気温、等々）、ガンの温度測定と温度制御の間にバランスをとる必要があると理解されています。  一方、ガンの近くで測定を行うほど、リアクタシステムが認識しやすくなり、実際のガンスプレー温度の変化に対応できます。

• ホースを直射日光に当てないようにするか、停止状態にあるときは FTS を同じ環境に晒してください。

• 加熱前にホース全体をほどいてください。積み重ねられたり包み隠されたりしているホース部は自己加熱してこの問題をもたらします。

• ホース温度は、FTS 取り付け金具からプロポーショナー方向に約 0.5 m (18 インチ) 奥の A 側 (赤) 液体ホースの中で測定します。  
• 絶縁部が A 側ホースの最後部の少なくとも 2 m (6 ft) で無傷であることを確認してください。  
  • そうでない場合は、個別に未絶縁ホースを交換してください。(ホース束全体の交換絶縁を包み隠してしまうことは、適切なホース温度制御としては不十分です。)  
• 交換絶縁は Graco からでもハードウェアショップからでも入手できます。

• A と B の設定値に近づくように、ホースの設定値を上げてください。

• 周囲温度が低いため FTS が冷却され、ホースの過熱が必要以上に長く行われる原因となっています。 ホースの残りの部分と同じ速度で加熱するよう、ホースの FTS 部分を絶縁してください。